[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ変わらずで取引を終えた。米国債利回りが上昇する中、テクノロジー株への買い意欲が減退した。一方、貨物機需要増加の兆しからボーイング株が買われた。
この日、米10年債利回りは10月27日以来の高水準を付けた。これを受けて情報技術セクターが市場全般を圧迫した。
金利上昇の恩恵を受ける銀行株は買われた。
OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「株式市場は債券市場の動向に完全に固執している」と指摘。「多くのトレーダーはインフレ圧力を踏まえ、利回り動向に注目しているが、ニューヨーク州の製造業データが改善し、海外からも楽観的なニュースが出ていることから、市場の取引はまちまちとなっている」と語った。
米ニューヨーク連銀が15日に発表した11月の同州製造業業況指数は30.9と、前月の19.8から改善し、市場予想の21.2を上回った。
今週は小売り大手ウォルマートやターゲット、ホームセンター大手ホーム・デポ、百貨店メーシーズなどの決算発表が焦点となる。
16日には10月小売売上高の発表も予定されており、インフレによる個人消費への影響を探る手掛かりになる見通しだ。
ボーイングは5.49%上昇し、3カ月ぶりの高値で引け、ダウ工業株30種を支えた。エミレーツ航空が777型貨物機2機の発注を発表したことや、サウジアラビア航空がワイドボディ機の発注に向けて協議していることを受けた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 36087.45 -12.86 -0.04 36128.83 36236.07 36031.78
前営業日終値 36100.31
ナスダック総合 15853.85 -7.11 -0.04 15894.82 15918.45 15778.31
前営業日終値 15860.96
S&P総合500種 4682.80 -0.05 0.00 4689.30 4697.42 4672.86
前営業日終値 4682.85
ダウ輸送株20種 16779.68 +19.83 +0.12
ダウ公共株15種 919.61 +11.32 +1.25
フィラデルフィア半導体 3793.75 -0.75 -0.02
VIX指数 16.49 +0.20 +1.23
S&P一般消費財 1611.39 -0.43 -0.03
S&P素材 562.75 -2.58 -0.46
S&P工業 904.56 +1.40 +0.16
S&P主要消費財 761.05 +3.66 +0.48
S&P金融 666.75 +0.14 +0.02
S&P不動産 302.58 +1.44 +0.48
S&Pエネルギー 438.21 +3.61 +0.83
S&Pヘルスケア 1548.39 -9.98 -0.64
S&P通信サービス 278.22 +0.52 +0.19
S&P情報技術 2932.98 -3.37 -0.11
S&P公益事業 341.93 +4.41 +1.31
NYSE出来高 7.99億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 29735 + 5 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 29720 - 10 大阪比
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