静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター材料科の伊藤芳典科長(53)がこのほど、中部科学技術センター(名古屋市)の中部公設試験研究機関研究者表彰で、最高賞の産業技術総合研究所中部センター所長賞を受賞した。県内からの同賞受賞は4年ぶり。
伊藤科長は長年にわたって鉄鋼と非鉄金属の加工や分析・評価の技術指導に携わり、県内企業の新製品開発で指導力を発揮した。製品の破損などの不具合対策や量産化にも尽力し、地域産業の技術力向上に貢献した。
受賞を受けて伊藤科長は「中小企業支援は使命。今後も支援機関とタッグを組み、必要な情報や技術を広く提供するために汗をかいていく」と話した。
富士工業技術支援センター製紙科の深沢博之上席研究員(53)も、最高賞に次ぐ中部科学技術センター会長賞を獲得した。古紙処理技術やリサイクル率向上に関する業績が評価された。
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October 10, 2020 at 07:15AM
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静岡県内4年ぶりの最高賞 中部科学技術センター表彰|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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