将来の技術の方向性を示す「ニッサン EVテクノロジービジョン」
2021年11月29日、日産自動車(以下、日産)は長期ビジョン「ニッサン アンビション 2030」を発表すると同時に、3台のコンセプトカーを公開した。いずれも実車として登場したわけではなく、あくまでバーチャルモデルなのだが、ここではその概要を紹介しておこう。 【写真はこちら】ピックアップトラックからオープンカー、SUVと3つのコンセプトカーを発表(全14枚) 「ニッサン EVテクノロジービジョン」とは、バッテリー技術やハードウエア、パッケージング技術の進化により、ユーザーのニーズやライフスタイルに合った多様なクルマの選択肢を提供するという、将来のEVの方向性を示したもの。 小型化した各コンポーネントを統合し、高いエネルギー密度の全固体電池(ASSB:オール ソリッドステート バッテリー)を組み合わせている。大きなスケートボードのような形状をしたこのビジョンから、さまざまなタイプのEVを生み出せる。また、ハードウエアの構造を最適化することで、今後ますます複雑化するソフトウエアの性能を最大限に引き出し、EVの精度、性能、効率、汎用性をさらに向上させるという。 今回、バーチャルで発表されたコンセプトカーは、以下の3台だ。
Max-Out(マックス アウト)
高い安定性と快適性で、これまでにない新しいドライビング体験を提供するオープンカー。コーナリング性能やステアリングホイールの応答性を向上させることで、姿勢変化の少ない走りを実現し、人間の身体能力そのものが拡張されたかのような感動の走りと最高の体験を提供する。また、座席を変形させてフラットに格納することが可能なため、より広い室内空間を確保することができる。 ■Max-Outの主な特徴、搭載技術 ・超軽量 ・超低重心 ・進化したe-4ORCE(電動駆動四輪制御技術)
Surf-Out(サーフ アウト)
たとえ砂の上でも舗装路のように走行可能で、行きたい場所へどこまでも快適に走れる高い走破性を持つピックアップトラックのコンセプトカー。ユーザーの冒険心を刺激するこのクルマは、目的地に到着した後も、電力源として使用したり、フラットで低い荷台を活用することで、さまざまな体験が広がる。 ■Surf-Outの主な機能、搭載技術 ・オフロード性能 ・EVからの電気の活用 ・ユニークな荷台スペース ・進化したe-4ORCE
Hang-Out(ハング アウト)
広大なフラットフロアによってクルマの室内空間の常識を超え、自宅と仕事場にプラスして「第3の空間」を提供するマルチSUV。クルマの振動や揺れを抑えることで、移動中も快適に集中して作業ができる。また、その広さと静粛性でリビングルームのような心地よさを提供する。目的地に到着後は、映画館のようなシートで家族や友人と映画鑑賞ができるなど、新鮮な体験を提供する。 ■Hang-Outの主な機能、搭載技術 ・低くフラットなフロア ・高い快適性と静粛性 ・進化したe-4ORCE ・進化したプロパイロット(先進運転支援技術)
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