■調査結果の概要
- 仕事をする上でインプットする情報の第1位は「取得したいプログラミング言語に関する情報」
- エンジニアの約8割が情報のインプットに技術ブログを活用
- 新しいスキルの情報取集は1週間に2〜3回が最多
- 世の中へ発信などのアウトプットの頻度は、約3割が1ヶ月に数回程度
- 社外のエンジニアとのコミュニケーションをとる頻度、約4割が「全くない」
- 5割のエンジニアが社内のエンジニアと毎日コミュニケーションをとると回答
■調査結果詳細
1.仕事をする上でインプットする情報の第1位は「取得したいプログラミング言語に関する情報」
次いで、「エンジニアの仕事に役立つノウハウや経験談(54.3%)」、「最新スキルに関する情報(53.6%)」と続きます。また、情報をインプットする上で最も重要視していることについては、全体の61.7%が「現在の仕事に活かせること」と回答しています。
2.エンジニアの約8割が情報のインプットに技術ブログを活用
技術ブログには、企業が自社のサービスを実例に技術を紹介するものから、エラーの解決方法などより具体的な説明が書いてある個人運営のものなど、現在オンライン上には数多くの技術ブログが存在しノウハウを公開しています。
また、近年競争が激化しているエンジニアの就職・転職市場においても技術ブログは大きな存在です。企業は採用において技術ブログを活用することにより、技術はもちろん、現場の雰囲気や在籍しているメンバーの紹介など幅広く情報の発信が可能です。
3.新しいスキルの情報取集は1週間に2〜3回が最多
技術面で困ったときの対処法については「技術ブログを見る(83.8%)」が最多です。次いで「書籍を読む(50.8%)」「記者が執筆したIT、テック系の記事を見る(47.2%)」と続き、「必要な情報をどのようにインプットしているか」の質問と同じ回答結果となりました。
「新しい技術の基礎の習得は書籍で行い、アーキテクチャなどの設計手法は企業のテックブログで事例を調べる。エラーが出れば個人のテックブログで問題を解決する」というように、知りたい情報によって、インプットの方法を分けているエンジニアも多いようです。
4.世の中へ発信などのアウトプットの頻度は、約3割が1ヶ月に数回程度
5.社外のエンジニアとのコミュニケーションをとる頻度、約4割が「全くない」
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の発令で、勉強会など各種イベントの開催は軒並みオンラインに移行しています。そのため、イベント前後に行われていた参加者による交流や雑談もオンラインで実施されています。しかし初対面同士での画面上のコミュニケーションはハードルが高く、コミュニティ醸成には繋がりづらい傾向にあります。
6.5割のエンジニアが社内のエンジニアと毎日コミュニケーションをとると回答
一方でコロナ禍によって急速に普及したリモートワークにより、雑談など「仕事以外」のコミュニケーションが急激に減少しています。モチベーション低下やストレス緩和、チームワーク維持の観点から「仕事以外」のコミュニケーションそのものが消滅しないようにボイスチャットツールなどを導入している企業もあります。
<調査概要>
調査対象:レバテックに登録しているITエンジニア
調査時期:2021年2月16日〜2月23日
調査方法:Webアンケート調査
回答者数:394名
レバテック株式会社
レバテック株式会社では、「IT業界のエンジニア・クリエイターの人生に寄り添う」をミッションに掲げ、Web・IT業界のエンジニアと企業を繋ぐSES(システム・エンジニアリング・サービス)事業を展開しています。現在は業界最大手のフリーランスエンジニア専門エージェント「レバテックフリーランス」ほか、転職エージェント「レバテックキャリア」、総実施数250回を超えるIT技術者向け無料イベント「ヒカ☆ラボ」など、エンジニア・クリエイターのキャリアアップのための様々なサービスを提供。登録者は20万人を超えます。
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March 08, 2021 at 09:00AM
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