野球の技術向上祈る - 中日新聞

全国大会出場を祈願した小松加賀リトルシニアの選手たち＝小松市本折町で

◇ 小松加賀シニア

　中学硬式野球チーム「小松加賀リトルシニア」の必勝祈願祭が三日、小松市本折町の本折日吉神社であり、選手らは全国大会出場や技術の向上を祈った。

　選手や指導者、保護者ら五十五人が参拝した。祝詞とみこの舞の後、林健二事務局長らと選手が玉串をささげて、けがのない一年やチームの勝利を祈願した。「全員野球で全国出場」、「本塁打を十本打つ」など、選手二十一人がそれぞれの目標を書いた絵馬も奉納した。

　チームには小松、加賀の中学一、二年生が所属し、週四回の練習に励んでいる。加賀市東和中学校二年の角谷真之介主将（１４）は「悲願の全国出場を果たすため、攻守共に勝利につながるプレーをしたい」と意気込んだ。二月に静岡県で開かれる交流大会で、関東や東海、関西地方などのチームと対戦する。　（井上京佳）

　小松市の蓮代寺少年野球クラブは三日、蓮代寺小学校の校区にある四つの神社を回って必勝祈願をした。

　この日は今年最初の練習日で、一〜六年の児童二十七人と、嘉藤英和監督（４７）はじめコーチや保護者十八人が参加した。学校の体育館に集合し、児童は素振りで体を温めた後、全員で蓮代寺町の日吉神社など四カ所の神社を訪れ、拝殿でチームの勝利を祈願した。

　同クラブは昨年九月末から五年生中心の新体制になり、市内の二十三チームが出場した新人大会では三位と好成績だった。嘉藤監督は「全員で楽しく野球をしたい。春の大会では優勝を目指します」と話した。

　主将で投手の五年本田悠真君（１１）は「どんなバッターも抑えられるようになりたい。声掛けをして練習を盛り上げたい」と抱負を語った。　（井上京佳）