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《テクノロジーが変える建設業界の未来 vol.15》阪急阪神不動産、施工管理アプリで作業時間8~9割減 - リフォームオンライン - リフォーム産業新聞

《テクノロジーが変える建設業界の未来 vol.15》阪急阪神不動産、施工管理アプリで作業時間8~9割減

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現場と会社の往復も劇的に減少
コロナ禍の現場管理もスムーズ

コロナ禍で建築現場でも制限が設けられている今、以前のように何度も現場に足を運ぶことは難しく、非効率な面もある。阪急阪神不動産(大阪府大阪市)では、集客から営業、施工管理に至るまでさまざまなIT技術を導入することで生産性の向上を図っている。

阪急阪神不動産 紙から脱却、施工管理システムを活用紙から脱却、施工管理システムを活用し、業務効率の実現によって削減できた時間を活用できれば、有意義な取り組みを新たに始めることもできる

報告書作成時間大幅削減

阪急阪神不動産では、施工管理アプリANDPADの導入によって、自主検査報告書の作成時間を8~9割削減し、生産性アップに成功した。導入前は、1人あたり月平均22.5時間、生産管理担当5人( アプリ導入前)合わせてひと月あたり約113時間の作業時間を要していた(アプリ導入にあたっての試算による)。帰社後、現場写真を撮影したデジカメを(1)会社パソコンにつなげて(2)日付をタイトル名にしたフォルダを作成し(3)写真を移す(4)エクセルのフォーマットに写真を貼り付け(5)PDFに変換し(6)さらにPDFビュアーで注釈を加えた上で(7)チェックリストで漏れがないか確認後、アップロードするという何工程にも及ぶ作業があった。

「それが、ANDPAD導入後は、現場でスマホを使って撮影した写真から選んで、その場でアップするだけ。感覚的には80~90%の時間削減につながっています」(リフォームグループリフォーム担当 福島啓二氏)。

帰社後の作業を現場でできるように

自主検査報告書だけでなく、写真・資料管理機能を活用することで間取り図、工程表、その他資料、写真を出先から確認できるようになり、移動のロスタイムの削減とペーパーレス化を実現することができた。以前は、会社にいる担当者に連絡したり、都度会社に戻って確認したりする必要があった。「現場から直帰できるように、帰ってからの仕事が現場で解決できるようにすることで、生産性を高めています」(リフォームグループ 西憲史グループ長)

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