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アントやグラブ、シンガポールで銀行免許取得-テクノロジー企業初 - ブルームバーグ

中国のフィンテック企業 アント・グループ グラブ・ホールディングスの合弁会社など4社が、シンガポールでデジタル銀行を運営する免許を取得した。東南アジア金融の中心地で大手テクノロジー企業による金融サービス拡大への道が開かれた。

  シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)は4日、ほぼ1年にわたる審査を経てライセンス付与を 発表。中国のグリーンランド・ファイナンシャル・ホールディングス・グループが関与するコンソーシアムとシンガポールのインターネット企業 シーも免許を得た。

  グラブの合弁相手シンガポール・テレコム( シングテル)の株価は7日午前の取引で一時11%上昇。シーは4日のニューヨーク市場で急伸した。

  シンガポールは伝統的な金融機関が支配的な市場にイノベーション(技術革新)と競争を導入するため英国や香港に続き、デジタル企業が国内の銀行システムに参入できるよう門戸を 開いた。資産運用の中心地として急成長しているシンガポールは東南アジアの玄関口でもあり、新規参入を狙う各社にとって銀行業免許は垂ぜんの的だった。東南アジアではデジタル金融市場は5年で4倍になる見通し。

デクタル銀行免許取得企業

企業 デジタル銀行のカテゴリー
グラブ・シングテル合弁 フルサービス
シーの事業体 フルサービス
グリーンランド・ファイナンシャルのコンソーシアム ホールセール
アントが所有する事業体 ホールセール

  フルサービスのデジタル銀行は、預金業務のほか、個人顧客と法人顧客の両方に銀行サービスを提供することが許可される。ホールセールのデジタル銀行は、中小企業およびその他の非消費者分野のみが顧客対象。MASによると、2022年の早い時期から業務を開始する見通し。

原題: Ant, Grab Become First Tech Firms to Run Banks in Singapore (1) (抜粋)

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