
国土交通省は27日、道路技術懇談会(座長・久田真東北大大学院工学研究科教授)の第2回会合を開き、道路分野で新技術を積極的に導入・活用する新たな方針に基づいた初年度の新技術導入促進計画を示した。民間企業などから2020年度に公募して実証する新技術を11テーマ設定し、第三者の導入促進機関に選定した6団体が公募・実証などを担う。実証作業と並行して、現場導入に向けた技術基準類の見直しを進め、年度末に改定の方向性をまとめる。
国交省は「道路における新技術導入促進方針(案)」を19年12月に公表し、従来の道路の概念にとらわれずに良い技術は活用するとの姿勢を打ち出している。
公募に向けて新技術導入促進計画には、現場のニーズや想定される導入規模、リクワイヤメント(要求事項)の視点として3点、改定予定の技術基準を記載し、必要な技術を「見える化」した。コストの制約がある中で新たなニーズに対応するため、リクワイヤメントの視点を全て満たした上で、装置の寿命、精度などトレードオフとなる部分をダウングレードする提案も積極的に取り入れて検討する方針を示している。
11テーマに沿って、6団体が5月以降に新技術を公募・実証する。導入促進機関が設置・運営し、国交省と土木研究所が参画する技術検討委員会が、実証した新技術の導入方法を検討する。その成果を国交省が技術基準に落とし込む。
20年度に公募する新技術のテーマと、公募・実証などを行う導入促進機関は次のとおり。
▽橋梁の点検支援技術=橋梁調査会▽トンネルの点検支援技術=日本建設機械施工協会▽軽量で耐久性に優れる新しい横断歩道橋の床版技術=橋梁調査会▽新たな道路照明技術=建設電気技術協会▽繊維補強コンクリート床版技術=土木研究センター▽剥落の発生を抑制するとともに剥落の予兆を発見しやすい覆工技術=日本建設機械施工協会▽道の駅など防災拠点の耐災害性を高める技術=日本みち研究所▽除雪機械の安全性向上技術=日本建設機械施工協会▽広域において安定供給可能なアスファルト舗装技術=国土技術研究センター▽超重交通に対する長寿命舗装技術=同▽土工構造物点検と防災点検の効率化技術=土木研究センター。
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April 28, 2020 at 04:04AM
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国交省/11テーマを公募・実証/道路新技術の導入促進計画 - 日刊建設通信新聞
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