モスフードサービスは10日、「モスバーガー」で発行しているプリペイド式の会員カード「モスカード」の番号を二重で発行していたと発表した。2019年6月以降に発行した会員番号の一部、9674件について2人の利用者がひもづけられていた。10日に対象カードの利用を停止。利用者には対象期間に入金した全額をそれぞれ補償するとともに、500円分のポイントも付与するという。
モスバーガーのプリペイドカードで会員番号を二重発行していた
モスカードは店頭で渡すカードの会員と、アプリ上のデジタル会員の2種類に分かれる。本来は識別されるはずの2者の番号が、業務委託先による手続き時に同じ番号として処理されていたために発生した。会員の個人情報の流出などは起きていないという。
二重発行した9674件のうち、1286件で入金や使用履歴があった。自身が入金した分を他者が使うといった重複利用は2500人程度になる可能性がある。モスフードサービスは、1月下旬までに新しい会員番号を割り振り、期間中の入金分をそれぞれ全額補償。500円分のポイントも付与する対応を取る。
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January 10, 2020 at 12:37PM
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モス、プリペイドカード二重発行 約9700件 - 日本経済新聞
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