東芝インフラシステムズは29日、指紋認証機能を搭載したICカードを商用出荷したと発表した。ローレルインテリジェントシステムズ(東京・港)が発売するパソコンのログオン用カードのシステムに初めて採用された。セキュリティー対策の需要拡大をにらみ、クレジットカード会社などにも売り込んでいく考えだ。
ICカード「BISCADEカード」はマイコンチップやセンサーなどを内蔵している。事前にカードに指紋を登録。読み取り機にカードを挿した上で指紋を読み取ると、本人認証ができる仕組みだ。
チップに記憶した指紋のデータをカード内で照合し、本人であると確認できる。指紋データをカードの外に出さなくてすむため情報流出のリスクを低減させられる。カードの所有と生体認証が同時にでき、1枚のカードで「2要素認証」が可能となる。既存のカードの読み取り機もソフトウエアを改修すれば利用できる。
不正アクセスやサイバー攻撃による個人情報の漏洩事故が増加している。東京商工リサーチによると、上場企業が2019年に自主的に公表した個人情報漏洩の件数は41件と、調査開始以来最多となった。東芝はセキュリティー対策の需要の高まりを受け、クレジットカードや非接触のICカードなどの需要も開拓したい考えだ。
(広井洋一郎)
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January 29, 2020 at 09:14AM
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東芝、指紋認証カードを商用出荷 - 日本経済新聞
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