アップル、アンドロイドでのiMessage可能にする第三者アプリを遮断 - ブルームバーグ

米 アップルは９日、アンドロイド端末でiMessageサービスを利用してiPhoneユーザーとやりとりできるようにする第三者アプリケーションを遮断したと明らかにした。

　　アップルは発表資料で、「iMessageにアクセスするため偽の認証情報を悪用する技術を阻止することでユーザーを保護する措置を講じた」と説明した。「これらの技術は、メタデータの暴露や、迷惑メッセージ、スパム、フィッシング攻撃を可能にする恐れがあるなど、ユーザーのセキュリティーとプライバシーに重大なリスクをもたらす」と付け加えた。

　　同社はユーザー保護のため今後も変更を続けるとした。今回の発表の前日、アンドロイド端末でのiMessage利用を可能にする最新アプリ「Beeper Mini」が機能しなくなった。iMessageはiPhoneやMac、iPadなどのアップル製デバイス間の暗号化されたメッセージングを提供するもので、同社はこのサービスをアンドロイド端末にも拡大するよう求める声に10年近く抵抗してきた。

　　アンドロイド端末用のiMessageアプリがないため、両プラットフォーム間のメッセージングの安全性が低くなっていると一部のユーザーは長く主張してきた。

　　アップルは最近、携帯電話でのメッセージ送受信に関する標準規格リッチ・コミュニケーション・サービス（ＲＣＳ）を来年後半にはサポートすると発表。標準的なショート・メッセージ・サービス（ＳＭＳ）サービスに代わるもので、プラットフォーム間のテキスト体験を向上させる。

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原題： Apple Shutters Third-Party Apps that Enabled iMessage on Android（抜粋）

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December 10, 2023 at 03:29PM
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