スペクトラム・テクノロジーは、「Kaggle」の活用マニュアルを無償で配布すると発表した。
AI戦略2019(2019年6月:内閣府)では、AI人材育成目標を2025年までに25万人/年がAI応用力を習得すると策定された。AI人材の中でもデータサイエンティスト育成は急務にあげられる。同社ではKaggleのプラットフォームを使った方法を提案している。
Kaggle(カグル)は企業や研究者がデータを投稿し、世界中の統計家やデータ分析家がその最適モデルを競い合う、予測モデリング及び分析手法関連プラットフォーム。10万ドルなどの賞金が設定されて、世界のAI技術者が課題解決を提案している。またPython, MLの基礎学習、他の人のプログラムも参照できるようになっている。
今回、同社ではその使用方法を最新版(2021年11月)として日本語のマニュアルを無償で提供する。同マニュアルは、設定方法からNotebook作成方法、事例まで日本語で解説されているので、安心して利用が可能。mnist, タイタニックのデータを使ったCNN,linearモデル事例を提した基礎学習ができる。また、コンペに出展するための企業側の作成方法なども開設。AI技術者の育成のために、マニュアルを無償で提供する。
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