Search

【米国株動向】長期保有したいテクノロジー銘柄3選 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス

モトリーフール米国本社、2021年10月4日投稿記事より

機関投資家には、経験豊富なアナリストのチームを抱えて実践的な調査・分析を行ったり、比較的潤沢な投資資金があったりするなど、個人投資家よりも有利な点がいくつかあります。

一方で個人投資家の利点は、長期的なマインドセットを持って質の高い銘柄を保有できることです。

短期的な結果を求めるクライアントはおらず、一時的にポートフォリオの評価額が20%下がっても問題はありません。長い目で見れば、質の高い銘柄は市場を大きく上回る可能性があります。

そこでモトリーフールの寄稿者が、長期保有の価値があると考えるテクノロジー銘柄を紹介します。

メルカドリブレ (NASDAQ:MELI)、マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)、ショッピファイ (NYSE:SHOP)の3銘柄です。
メルカドリブレ:ラテンアメリカで勝者となる
本稿執筆者は、長期で保有できる銘柄を選択する際、2つのことに注目しています。

1つ目は、その企業が市場のリーダーであること、2つ目は、市場に長期的な成長の見込みがあることです。

メルカドリブレは、ラテンアメリカにおけるeコマースおよびデジタル決済のリーダーです。

さらにこれらの市場には、今後も大きな成長の可能性があります。

メルカドリブレの成長は、為替の影響を除くと非常に堅調です。

2021年第2四半期の売上は前年同期から倍増して17億ドル、為替の影響を除いた決済総額(TPV)は同72%増、流通取引総額(GMV)は同46%増の70億ドルでした。

同社はこの他にも、流通事業の「メルカドエンビオス」や資産運用事業の「メルカドフォンド」、中小企業貸付事業の「メルカドクレディ」などの事業を拡大しています。

モバイル決済サービスのスクエアやeコマースのショッピファイ同様、メルカドリブレもeコマース事業を拡大しつつ、より広範囲で多角的なフィンテック/eコマース企業となることを目指しています。

メルカドリブレの株価収益率(PER)は3桁を超えていますが、これは高成長銘柄では珍しいことではありません。

利益率はeコマース事業および支払い事業の成熟につれて上昇すると考えられます。株価はここ10年で3,000%近く上昇しており、今後もさらなる上昇が見込まれます。
マイクロソフト:これまでも、そしてこれからもソフトウエア業界のパワーハウス
マイクロソフトは創業約50年の企業です。

本稿執筆者は、今後さらに50年間にわたり、同社は引き続きテクノロジー業界で重要な役割を果たすと考えています。

調査会社ガートナーが先日発表した数字によると、2021年のデスクトップPCの累計出荷台数は5億台近くになると予想されます。

マイクロソフトは今でも、デスクトップPCのオペレーティングシステムで87.6%のシェアを誇っています。

同社には他にもクラウドコンピューティングや、マイクロソフト365およびXboxゲームパスのサブスクリプションといった大きな収益源があります。

事業の多角化に成功し、売上はプロダクティビティ&ビジネスプロセス、モアパーソナルコンピューティング、そしてインテリジェントクラウドの3部門でほぼ偏りがない状態です。

近年の成長は著しく、2021年第4四半期の売上は前年同期比21%増の460億ドルで、GAAPベースの純利益は同約50%増の165億ドルとなりました。利益率は約36%です。

アナリストは、近い将来も売上は2桁成長を遂げるとみています。

ウォール街による2022年通期予想は、売上が前年比13%増、1株あたり純利益が15%増です。

同社は株主還元にも積極的です。先日は11%の増配を実施しています。

配当利回りは0.9%と控えめですが(執筆時点)、安定して増配を実施しており、フリーキャッシュフローの水準からも、増配は今後も継続すると見られます。加えて最大600億ドルの自社株買いも計画しています。

テクノロジー市場の明るい将来に加え、社内に利益率の高いいくつもの事業を抱えていることなどから、同銘柄は長期保有できると考えられます。
ショッピファイ:新しい商取引のOS
ショッピファイは、「すべての人に起業の道をひらくこと」というミッションを掲げています。

同社のソフトウエアはオンラインマーケットプレイス、ソーシャルメディア、カスタムWebページなどからの注文を一つのプラットフォームに統合することで、売手である小売業者の実店舗やデジタルチャネルでの売上管理をサポートしています。

同社はそれ以外にも支払いプロセスや配送割引、融資等のサービスも提供しています。

同社の顧客数は急速に増加しています。

現在、全世界で170万の事業者にサービスを提供しており、全米で最も利用されるeコマースソフトウエア・プラットフォームとなっています。

さらに規模を活かして得られる大量のデータを分析することで、顧客に対してウェブサイトのレイアウトや商品カテゴリーに関する見識を提供し、さらなる強みとしています。

2020年には消費者向けのモバイルアプリ「ショップ」を開始しました。

購入者のブランド検索や買い物体験を向上させて、彼らのエンゲージメントを高める狙いがあります。

売手の小売業者に対しては、再購入を促す自動マーケティングツールなどを提供しています。

登録者数はすでに1億1,800万となり、月間利用者数は2,300万人にのぼります。

2021年第2四半期のGMVは前年同期比40%増の422億ドル、売上は同57%増の11億ドルとなり、四半期で初めて10億ドルの大台を突破しました。

ショッピファイの市場はさらに拡大しています。

調査会社のeマーケターによると、小売eコマースの利用額は年間12%近くの割合で成長を続け、2025年には7兆4,000万ドルになる見込みです。

Adblock test (Why?)


Baca Kelanjutan 【米国株動向】長期保有したいテクノロジー銘柄3選 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス : https://ift.tt/2YSzjGb

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "【米国株動向】長期保有したいテクノロジー銘柄3選 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス"

Post a Comment

Powered by Blogger.