国立科学博物館(東京)は、高崎市など県内に開発・生産拠点がある太陽誘電(同)が一九八八年に開発した「That’s CD−R」など計二十四件を「未来技術遺産」に登録した。CD−Rは世界初の書き込み可能な追記型光記録メディア。技術がDVD±Rに応用されるなど、世界で最も普及した光記録メディアの起点となった点を評価した。
CD−Rは既存CDとの互換性があり、パソコンの普及とともに世界中で利用された。同社は「光記録メディア事業からは撤退したが、開発で培った技術は新規事業の要素として活用している」としている。
この他、未来技術遺産に登録したのは、カシオ計算機が九九年に製作した、衛星利用測位システム(GPS)機能を内蔵した腕時計「サテライトナビPRT−1GPJ」、キヤノンが七六年に発売した、自動露出機能がある低価格高機能の一眼レフカメラ「AE−1」など。博物館は二十六日まで一連の未来技術遺産をパネル展示する。入館は新型コロナウイルス対策のためオンライン予約が必要。
今回で登録は累計三百二十五件。太陽誘電の製品では、電気回路に使われる部品「巻線チップインダクタ LEシリーズMタイプ」が二〇一四年に登録された。(池田知之)
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