最も広くフォローされている中国株の指標であるMSCI中国指数が13日、3%下落した。2月半ばの高値からの下げ率は20%を超え、弱気相場入りした。主要テクノロジーの一角が大きく売られた。
同指数が弱気相場に入ったのはこの1年余りで2回目。昨年3月には新型コロナウイルスの感染拡大で、主要な各株価指数が大幅に下落していた。

香港と中国本土の株価指標は2月以降、世界でパフォーマンス下位に低迷している。中国での流動性逼迫(ひっぱく)に対する懸念に加え、中国当局が独占的慣行を巡って大手テクノロジー企業の締め付けを強めていることが投資家心理をさらに悪化させている。
クレディ・スイス・グループのアジア太平洋担当最高投資責任者、ジョン・ウッズ氏は12日にブルームバーグテレビジョンに対し、「次の1四半期ほどでMSCI中国指数の10%の調整が続いたとしても驚かないだろう」と 指摘。規制当局の介入強化が最大の懸念だとし、「これが非常に重要なテクノロジーセクターに重くのしかかっている」と指摘した。
ブルームバーグのデータによると、同指数の2月高値からの下げでは、テンセント・ホールディングス(騰訊)とアリババグループ、美団が4割余りを占めた。
原題:
MSCI China Enters Bear Market After Tech Selloff(抜粋)
Baca Kelanjutan MSCI中国指数が弱気相場入り、テクノロジー株の売りで - ブルームバーグ : https://ift.tt/3odoO8m
Bagikan Berita Ini
0 Response to "MSCI中国指数が弱気相場入り、テクノロジー株の売りで - ブルームバーグ"
Post a Comment