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米国と中国のみならず欧州なども巻き込む可能性があるテクノロジーのデカップリング(切り離し)は、最近の貿易戦争より大きく世界の国内総生産(GDP)を押し下げると、国際通貨基金(IMF)の高官が警鐘を鳴らした。
IMFの中国責任者ヘルゲ・バーガー氏は16日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「世界は統合が進んだ場所だ。国や国境を越えて知識を交換するのをやめれば、最終的にかなり高くなり得る代償を払うことになる」と述べた。
IMFは調査で、テクノロジーのデカップリングが多くの国でGDPの約5%減少につながると予想。これは米中が課す関税の推定コストの約10倍に上る。米中の関税が世界に及ぼす影響はGDPの約0.4%に相当すると見込んでいる。
バーガー氏は「米中間および、欧州など他の国の間でテクノロジーのデカップリングが生じることを許せば、事態は一段と困難になる恐れがある」と指摘。米中が協力する方法を見つけ出すことが重要だと語った。
原題: IMF’s Berger Warns China Tech Decoupling Would Slash Global GDP(抜粋)
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