
老朽化した橋や道路の点検を行う国の専門チームが白老町に派遣され、70年近く前に作られた橋の損傷や腐食が進んだ部分を確認しました。
白老町に派遣されたのは国の研究機関など土木技術の専門家でつくる「道路メンテナンス技術集団」で自治体の要請を受けて橋やトンネルなどを診断し、維持するために必要なアドバイスを行います。
26日はメンバー5人が全長約150メートルある白老橋で老朽化の状況を調べました。
70年近く前に作られた白老橋には塩害による損傷や腐食が見られ▼「技術集団」のメンバーが橋を支えるコンクリート部分のひび割れを確認したり▼ハンマーでたたいたりして劣化の度合いを確認しました。
技術集団は今後さらに詳しい調査を行い、町に橋の修繕方法を提案することにしています。
技術集団が現場で調査にあたる「直轄診断」はこれまで全国14か所で行われてきましたが、道内では初めてだということです。
技術集団のメンバーで、北海道開発局の武藤秀樹道路保全対策官は「これまで補修した部分の損傷が見られるので、適切な修繕方法を検討し町に役立ててほしい」と話していました。
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January 26, 2021 at 06:19PM
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老朽化した橋を技術集団が診断|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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