サイオステクノロジー株式会社とSCSK株式会社は4日、SCSKが国内総代理店を務めるKubernetes環境向けセキュリティモニタリングプラットフォーム「Sysdig Secure DevOps Platform」に関して、共同での業務推進を11月から開始したと発表した。
Sysdig Secure DevOps Platformは、ブラックボックス化した各コンテナ内部のアプリケーションや、コンテナ管理オープンソースソフトウェア(OSS)であるKubernetesのリソース状況および健全性、コンテナ間通信を完全にモニタリングし、視覚化することで、迅速なトラブルへの対応を可能にしている。
また、コンテナに潜む脆弱性の発見や、不正アクセスなど異常検知時のコンテナ制御のほか、Kubernetes上でのコマンド履歴をすべて記録可能なことから、サイバーセキュリティにおけるフルフォレンジックを実現するとのこと。
サイオステクノロジーは長年培ってきたOSSに関する知見を生かして、コンテナ、Kubernetesの活用促進に取り組んでいるが、今回、Kubernetes環境の詳細なモニタリングと包括的なセキュリティの強化を図るため、Sysdig Secure DevOps Platformの販売パートナー認定をSCSKから取得した。
今後、両社は共同プロモーション活動を通じ、Sysdig Secure DevOps Platformの販売拡大を図ると同時に、クラウドネイティブコンピューティング技術を活用した、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行っていく考え。またサイオステクノロジーは、コンテナ基盤の構築支援のほか、国内で不足しているコンテナ技術者の育成支援にも注力するとしており、Sysdig Secure DevOps Platformに関して、2022年までに3億円の売り上げを目標としている。
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