新しい道具を手に入れるのは設定に手間がかかるとか、お金が必要などハードルがあります。しかし、家事の自動化や時短、そして使うことにより得られる新しい体験は、私たちの視野を広げ、生活をより楽しいものにしてくれるかもしれません。
そんな自分のアクションで手に入る「未来の暮らし」がどんなものなのか、ネットでは得られないリアルな情報を知ることができる展示『LIVING TECH Conference 2020 暮らしとテクノロジー展』が二子玉川 蔦屋家電にて開催中です。
最新のコンテナは倉庫じゃなくて家になる! スマートライフを疑似体験
『LIVING TECH Conference 2020 暮らしとテクノロジー展』は、「暮らしとテクノロジーの融合」をテーマに、店内の一角にYKK APが提案する新しい住空間 HACOBASEを設置。そのなかで、Amazon EchoやPhilips Hueなどを活用したスマートホームがある生活を体感できるのに加えて、家族をつなぐコミュニケーションロボット BOCCO emoや、音を着る布スピーカーなど先進的なプロダクト、サービスの展示を行っています。
会場内にてスマートホームを実現した住空間を作っている「HACOBASE」は、住空間の役割が大きく変化する現代において、庭にリモートワークスペースとして設置したり、はたまた週末の別荘に、災害に対する備えなど新たな生活空間として開発されました。移動可能なコンテナハウスがベースとなっていて、高性能断熱材とトリプルガラス樹脂窓を備えることで快適な住空間を実現。2021年から販売予定で、一足先にこちらで体験できます。
YKK APが提案する快適な小屋ライフ「HAKOBASE 4」
AmazonのAlexaに指示をすると、室内の家電や電気が反応。
「HACOBASE」の外には、パナソニックのリチウムイオン蓄電システムを展示。非常時に備えてあらかじめ配線接続しておくと、停電時には自動で給電してくれます。大きさもエアコンの室外機よりも小さいのがよくわかります。
その日のうちに実現できる未来の暮らしアイテム4選
今回の展示のなかのものの一部は、二子玉川 蔦屋家電でも購入できます。LED照明「Philips Hue」は、展示されているHACOBASEの中ではAlexaに投げかける言葉によって調光を変えるように設定されています。AIスピーカーだけでなくスマートフォンでも操作でき、導入も手軽なのでAIスピーカーを持っている人がまず試してみるのをおすすめしたいアイテムです。
iRobotのロボット掃除機「ルンバ s9+」は、デザインがぐっとスタイリッシュになった最新モデル。吸引力もルンバ 600シリーズと比較すると約40倍と既に持っている人でも買い替えたくなる機能性。スマートスピーカーと連携することで、起動しに行かなくても掃除させることが可能に。展示会場ではドアにつけたセンサーと連動させることで毎日の掃除を外出のタイミングでさせる提案を行っています。
ちょっとどこでもドア感のあるディスプレイは、店内でも目を引いています。
そしてもちろん、Amazon Echoの最新モデルも展示・販売中。ただ展示するだけではなく、Alexaを使って電源をオン/オフできるスマートプラグなど、連携できるアイテムも揃えられます。ネットで簡単に買えるものですが、スマートホームの軸となるAIスピーカーをどんな形にするのか、液晶は必要なのかなど、実際に触れて検討できるチャンス。
こちらのモデルは、球体にデジタル表示で時間などが浮かび上がります。
スマートプラグは導入しやすいのでAIスピーカーとの連携デビューにおすすめです。
犬の感情が見える!? イヌパシ―など未来のツールも展示
展示会場内には、クラウドファンディングなどで開発を行い、発売を実現したばかりのものやこれから行われる予定のものにも触れることができます。来場した人の反応がいいのが、愛犬にハーネス状のセンサーをつけて感情を読み取る「イヌパシー」。電源を入れると心拍数を測定し、そのデータから喜びやストレスといった感情を5色の色で伝えてくれます。また、スマートフォンアプリで日々のデータをグラフ化し、健康チェックのツールとしても活用可能。重さも80gと小型犬でも負担にならない重さに留めています。
イヌパシーは現在公式サイトにて11月15日まで順次発送で販売中。ハーネスサイズは2タイプで、価格は¥29800。
室内のネットワーク機器のコントロールパネルをシンプルな木材のような形にした「mui.」も参考展示。
今回の展示の主催者は、この4月に発足したばかりの一般社団法人LIVING TECH協会です。「人々の暮らしを、テクノロジーで豊かにする。」ことの実現を目指し、住宅関連事業者やメーカー、流通・小売りに携わる企業が集い、「空間」と「スマートホーム」の領域から周辺領域へと段階的に進めています。2020年10月29日には一般社団法人LIVING TECH協会が発足して初めてのカンファレンス「LIVING TECH Conference 2020」をオンラインにて開催。「暮らし×テクノロジー」をユーザー視点から紐解き、 withコロナ時代におけるテクノロジーと暮らしの融合のあるべき姿を問うカンファレンスとして設定。従来型の専門家が語り合うのではなく、生活者の視点から開発者やメーカーと異なるジャンルの専門家が意見を交わす新しい形で、参加者のなかに次の開発へのアイデアの種を得ることができたようです。全セッションのアーカイブ動画は11月15日までオンラインにて販売されています。
https://livingtech.ltajapan.com/2020
オープニングセッション「コロナ禍で人々の暮らしはどう変わった?イエナカオフィス、巣ごもり生活事例集」の様子。
@DIME編集長の町田玲子がモデレーターとして参加したセッションにはKESIKI Inc,の石川俊祐氏(写真左端)、アクセンチュア 内永太洋氏(写真左から2人目)、北海道大学 教授 川村秀憲氏(写真右端)が登壇。
LIVING TECH Conference 2020 暮らしとテクノロジー展
期間:2020年10月29日(木) 〜11月29日(日)
時間:10:00〜20:00 ※最終日のみ18:00まで
場所:東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット 二子玉川 蔦屋家電1階 Tech Front
お問い合わせ先:一般社団法人 LIVING TECH協会 事務局 info@LTAjapan.com
取材・文/北本祐子
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