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CTCテクノロジー株式会社(CTC教育サービス):グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第83回 Borgクラスター稼働状況の最新データ - 朝日新聞

※ 配信会社から提供された企業や団体等のプレスリリースを原文のまま掲載しており、朝日新聞社が取材・執筆した記事ではありません。お問い合わせは、各情報配信元にお願いいたします。

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第83回 Borgクラスター稼働状況の最新データ」を公開しました。
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はじめに

 今回は、2020年に公開された論文「Borg: the Next Generation」を元にして、Googleのデータセンターにおけるサーバークラスター稼働状況の最新データを紹介します。Googleのデータセンターでは、Borgと呼ばれる独自のクラスター管理システムを使用していますが、オープンソースのコンテナ管理システムであるKubernetesは、Borgの仕組みがベースになっていることでもよく知られています。今回公開されたデータは、大規模な環境でKubernetesを活用する際のヒントにもなるでしょう。

Borgによるコンテナ実行環境

 Kubernetesの環境では、「Deployment」リソースを定義すると、そこで指定されたコンテナイメージを用いて、同一の機能を提供する複数のPodが起動します。これに対応して、Borgの環境では、マスターサーバーに「Job」の作成要求を出すと、そこで指定されたアプリケーションバイナリーから(同一の機能を提供する)複数のコンテナが「Task」として起動します。Kubernetesの環境では、それぞれのPodが利用するCPU時間とメモリー容量について上限を設定することができますが、Borgの環境でも同様の設定が行われます。

 また、Kubernetesの環境においてPodの数を自由に増減できるのと同じように、Borgの環境でもTaskの数をダイナミックに増減することができます。Borgの環境には、「Autopilot」と呼ばれるオートスケーリングの機能が用意されており、これを用いると、1つのTaskに割り当てるCPU時間とメモリー容量の上限(垂直スケーリング)、および、Taskの数(水平スケーリング)をアプリケーションの負荷に応じて自動調整することができます。

 そして、Borgに投入するJobには、次の4種類のプライオリティのいずれか1つが設定されます。

この続きは以下をご覧ください

https://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai2/nakai283.html

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