農繁期、技術で生産者お助け 県内企業、サクランボ生産者向け
企業向けに業務用ソフトの導入サポートを手掛ける山形市のBEING(ビーイング)(上島智恵子社長)は、手書きの注文書を文字認識技術で読み取り、自動で宅配便の送り状を作成するサービスを先月始めた。同社は今年に入りNTTが提供する技術を導入、山形市売上増進支援センターY―biz(ワイビズ)の助言を受けながら、事業展開を模索していた。
サクランボ農家は客から氏名や住所、価格、個数が記入された注文書を受け取り、それを基に送り状を作成する。手作業で内容を転記したり、データ入力したりするため手間と時間がかかり、記載を誤る恐れもある。ニーズ調査の中では作業負担の軽減を求める声が多かったという。
また、送り状の作成は室内で集まって行うケースが多い。新型コロナウイルスの影響で新たな生活様式の実践が求められており、送り状作成のデジタル化は3密(密閉、密集、密接)を回避する手段としても有効とする。
同社のサービスは手書きの注文書を農家から直接回収するかデータで受け取り、PDFファイルとして保存。文字認識技術でテキスト化し、印刷した送り状を農家に納品する。文字の認識率は96%で、設定さえ完了すれば200枚の注文書を5分足らずで読み取るという。
現在はヤマト運輸の送り状のみ対応している。サービスはサクランボに限らず幅広く対応する方針で、上島社長は「IT技術を生かし、農業をはじめさまざまな業種で作業が楽になれば」と話していた。問い合わせは同社023(616)6350。
高橋型精(山形市)は誰でも簡単にサクランボを手詰めできる「チェリーパック500」を売り出している。贈答用に使われる手詰めのサクランボは熟練技が必要だが、同社は子どもや初心者でもきれいに並べられるパックを約30年前に開発。人手不足や新型コロナの影響で人員確保が難しい今こそ、需要のある商品と改めてPRしている。
詰め方の説明動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」で紹介し、自社サイトからアクセスできるようにする。販売価格は1個25円で、製造ロットは250個から。問い合わせは同社023(695)3311。
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June 05, 2020 at 08:42AM
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