ほくでん情報テクノロジー株式会社は、札幌近郊で運営中のデータセンター「H-IXデータセンター」において、外部パブリッククラウドへの閉域接続を行うための新サービスを開始する。
近年、自社保有のIT設備とパブリッククラウドを組み合わせて使うケースが増えているが、セキュリティの観点からそれらの接続にはインターネットを経由しない閉域での接続が望ましい。しかし、専用の通信回線が必要となるため、コスト面などでのハードルが高かった。
新サービスの「H-IXクラウドエクスチェンジサービス」では、こうした問題の解消を図った。パブリッククラウドの接続点がある都内デンターセンターとH-IXデータセンターの間を多重化された閉域ネットワークであらかじめ接続。コスト低減に加え、納期の短縮化も期待できるという。
サービスメニューでは、ギャランティ回線・ベストエフォート回線の双方を用意。また札幌-東京間のバックボーンについては太平洋ルート・日本海側ルートで多重化され、構内ラックからの直結となる。
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