新しい生活が始まる春。
4月から社会人になるみなさんの中には「クレジットカードを作ろう」と考えている人もいると思います。
2019年10月の消費税増税と同時に始まった、国の「キャッシュレス・ポイント還元事業」。
これは、登録店舗でキャッシュレス決済を利用した場合、最大5%ポイントが利用者に還元される、2020年6月までの期間限定の制度です。
そんな中、電子マネーやQRコード決済など次々に新しいキャッシュレス決済サービスが登場していますが、依然としてクレジットカードが利用される割合が最も高いとのこと。(※1)
そこで今回は、賢いクレジットカードの選び方・使い方、気をつけておきたい落とし穴などをみていきたと思います!
※1『キャッシュレス社会実現に向けた消費実態の客観的把握』日本クレジットカード協会(JCCA)を参照
「何歳から?」「きっかけは?」みんなのクレジットカードデビュー
まず、クレジットカードに対するフレッシャーたちの意識についてみてみましょう。
株式会社マイナビ「マイナビ学生の窓口」が社会人1~5年目の男女を対象に行った『クレジットカードに関するアンケート調査』によると、自分名義のクレジットカードを持っている人は全体の92%。
さらにこの調査では、若い人々のクレジットカード所持に関する次のような結果が出ています。
・「最初にクレジットカードを持った年齢」
「20歳」(31%)
「18歳」(19%)
「22歳」(16%)
・「クレジットカードを持った理由」(重複回答可)
「インターネットショッピング等で決済が簡単にできるから」112人
「ポイント制度や割引制度など、特典があるから」103人
「現金の持ち合わせがなくても買い物ができるから」101人
・「いくら以上からクレジットカードを利用するか」
「金額の基準はない」62%
「1000円以上から」12%
「5000円以上から」10%
また、クレジットカードを持ってない人のうち、「将来的には持ちたい」「すぐにでも持ちたい」と考えているのは40%、「今後も持ちたいとは思わない」人は32%とのことでした。
みなさんはこのデータ、どう感じましたか?
所持率9割、少額からでも使う派が6割を超えている点などから、クレジットカードにポジティブなイメージを持つ若い人々は意外に多いと思われたかもしれません。
正しく使えば信頼度UP!
お店でスマートな支払いができたり、公共料金や通信料などの固定出費をカード引き落としにまとめることで「引き落とし日を忘れてしまった!」などのうっかりミスを減らせたりする効果も期待できます。
また、手軽に使える電子マネーなどと異なり、クレジットカードは審査を経て発行されます。
利用や支払いの履歴は個人信用情報機関に信用情報(※2)として登録され、今後のローン契約などの際、審査の判断材料ともなります。
クレジットカードを正しく活用することで、社会人としての金融リテラシーの高さも磨くことができそうですね。
また、人気のQRコード決済や電子マネーとクレジットカードをリンクさせるとポイントの二重取りができたり、さらに国のポイント還元制度の恩恵も受けられたりするケースもあるのでお得です。
※2『信用情報とは』信用情報について 指定信用情報機関のCIC
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March 14, 2020 at 05:16PM
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