
災害時の避難先を記入し、自宅の冷蔵庫などにつるしておくカードを青梅市小曽木地区の地域おこし団体が作成した。家族で避難先を話し合い、カードを目につく場所に置くことで素早く避難できるようにする。すでに地区内で配布を始め、他の地区にもカードづくりを呼びかけている。
「災害時避難安全カード」を作ったのは「おそきの学校と地域を考える会」。山間部にある同地区は土砂災害警戒区域が多いうえ、台風で河川があふれることもあった。近年、全国で豪雨災害が多発しているため、同会事務局長で防災士の若林良弘さん(55)らが「防災力を高めよう」と、カード製作を企画。元市防災安全部長の平岡政男さん(68)の協力も得て昨年春から製作を始めた。資金15万円は、市の「市民提案協働事業」に応募して確保した。
カードはA4判の厚紙で、「大雨時の避難」のフローチャートを完成させる仕組み。気象庁の情報を基に市が判断する警戒レベルに応じ、土砂災害警戒区域や特別警戒区域、浸水予想区域ではない親戚宅や自宅の2階、市が開設する避難所など、避難場所を書き込む。カードの裏面は地震発生時のフローチャートで、「自宅の安全ゾーン」「地域で決めた一時集合場所」「市指定の震災時避難場所」などを記入する。
完成したカードは、計約750世帯が加入する小曽木と周辺地区の自治会などに配布。2月中旬には全市の自治会の代表者が集まる会議で紹介し、製作協力も申し出た。
若林さんは「住民自身が避難場所を考えて書き込むことが防災訓練になり、実際の避難もスムーズになる。地域防災の輪を全市に広げられれば」と期待している。
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March 02, 2020 at 03:00AM
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災害時避難先 カードに 青梅の団体作成 - 読売新聞
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